カージナルテトラとネオンテトラの違いと混泳|両方5匹ずつ飼って分かった見分け方

カージナルテトラとネオンテトラの違いと混泳|両方5匹ずつ飼って分かった見分け方 熱帯魚

カージナルテトラとネオンテトラの違いは、赤いラインの長さを見れば一発で分かります。

うちは今、同じ36cm水槽でカージナルテトラ5匹とネオンテトラ5匹を一緒に飼っています。混泳はまったく問題ありません。毎日、同じ水草の間を10匹で泳いでいます。

この記事では、両方を飼っているからこそ撮れた比較写真で見分け方を説明したうえで、体の大きさや値段といった一般的な違い、そして「3匹だといじめが起きたのに、10匹になったら平和になった」という、実体験までまとめて書きます。

結論:違いは赤いラインの長さ。混泳は問題なし

見分け方赤いラインが尾びれまで伸びていればカージナルテトラ、体の後ろ半分だけならネオンテトラです。これだけ覚えれば店でも迷いません

混泳うちは同じ水槽で5匹ずつ飼っていて、種類の違いによるトラブルは一度もありません。数が少ないときのほうが、よほど揉めました(後述します)

カージナルテトラとネオンテトラの見分け方(実物写真で比較)

まず、うちの水槽で撮った写真をご覧ください。カージナルテトラとネオンテトラが同じフレームに写っています。

同じ水槽内に並んだカージナルテトラとネオンテトラ。赤いラインの長さの違いが分かる
うちの水槽のカージナルテトラ(右)とネオンテトラ(左)。赤いラインの長さが違うのが分かるでしょうか。

それぞれのアップも並べます。

カージナルテトラのアップ。赤いラインが頭の下から尾びれまで伸びている
カージナルテトラ。赤が頭の下から尾びれまで、体の下半分をまるごと走っています。
ネオンテトラのアップ。赤いラインが体の後ろ半分だけにある
ネオンテトラ。赤は体の後ろ半分だけで、お腹の前側は銀白色です。

違いを表にまとめると、こうなります。青いラインはどちらも頭から尾まで走っているので、見るべきは赤だけです。

カージナルテトラ ネオンテトラ
赤いラインが頭の下から尾びれまで伸びる 赤いラインは体の後ろ半分だけ
お腹まで赤いので、全体に赤の面積が大きく派手 お腹の前側は銀白色で、やや控えめな印象
調べてみると体長4〜5cmほどとされ、ひと回り大きい 調べてみると体長3cm前後とされ、小柄
値段は店によりますが、高めのことが多い 値段は手頃なことが多く、入門種の定番

※体長と値段の傾向は調べた情報です。値段は店舗や時期でかなり変わるので、具体的な金額は店頭でご確認ください。

実際に並んで泳いでいるのを見ると、カージナルのほうが少し大きく、赤の面積が広いぶん存在感があります。ただ、ネオンの控えめな赤も上品で、うちでは甲乙つけがたいというのが正直なところです。だから両方います。

グリーンネオンテトラとの見分け方

もう1種、よく似た魚にグリーンネオンテトラがいます。うちでは飼ったことがないので、ここは調べた情報として書きます。

調べてみると、グリーンネオンテトラは青緑のラインが目立ち、赤いラインがほとんど無いか、あってもごく薄いのが特徴とされています。つまり3種の見分けは、赤の量で並べると「カージナル(全身)→ネオン(半分)→グリーンネオン(ほぼ無し)」という順になります。

店の水槽で迷ったら、赤がどこまであるかだけ見れば十分です。

混泳はできる?うちは5匹ずつ、同じ水槽で飼っています

結論から言うと、カージナルテトラとネオンテトラの混泳は、うちでは何の問題も起きていません。

36cm水槽で一緒に泳ぐカージナルテトラとネオンテトラの群れ
うちの36cm水槽。カージナルとネオンが混ざって泳いでいます。

同じ大きさ、同じ性格のおとなしい魚同士なので、餌の取り合いで小競り合いすらほぼ見ません。泳ぐときも、きっちり種類で分かれるわけではなく、ゆるく混ざって同じあたりを漂っています。

3匹のときは、いじめが起きた

ただし、うちにも平和ではなかった時代があります。4.5Lのボトルアクアリウムで飼っていた頃、カージナルテトラは3匹だけでした。

すると、いちばん大きい1匹(うちでは「親分」と呼んでいました)が特定の1匹を執拗に追い回すようになり、追われた子はヒレがボロボロになってしまいました。逃げ場の少ない小さな容器で、数も少ない。力関係が固定されてしまったのだと思います。

36cm水槽に引っ越してネオンテトラが加わり、合計10匹になってからは、あの追い回しがぴたりと消えました。ヒレも元どおりに再生しています。数が増えて群れになると、攻撃が特定の1匹に集中しなくなるのを、目の前で見た形です。

なので、混泳そのものよりも「少ない数で飼うこと」のほうがよほどリスクだった、というのがうちの実感です。カージナルとネオンを合わせて群れの数を増やす、という飼い方は、その意味でも理にかなっていると思います。

実は31年前も、ネオンテトラを飼っていました

少し昔話をさせてください。

私は中学時代に熱帯魚に熱中し、27年のブランクを経て2025年に再開しました。今年の夏に帰省したところ、実家の押し入れから当時のプリント写真が出てきました。

1995年頃のプリント写真。素焼きの植木鉢の周りにネオンテトラが群れている。現在の水槽の前で撮影
実家から出てきた1995年頃のプリント写真。素焼きの植木鉢に群れているのはネオンテトラです。今の水槽の前で撮りました。31年ごしの2ショットです。

素焼きの植木鉢のまわりに群れているのが、当時のネオンテトラです。この頃はほかにレモンテトラやブラックネオンテトラも飼っていて、テトラの仲間は色違いでいろいろ泳がせていました。

31年前も今も、ネオンテトラは変わらず店の定番で、変わらずきれいです。長く愛される魚には、理由があるのだと思います。

よくある質問

カージナルテトラとネオンテトラ、どっちがおすすめですか?

派手な赤を楽しみたいならカージナル、手頃に始めたいならネオンだと思います。うちは選べなくて両方飼っていますが、後悔はありません。並んで泳ぐと、赤の違いがそのまま水槽の彩りになります。

一緒に入れると、群れて泳ぎますか?

うちでは、種類できっちり分かれることはなく、ゆるく混ざって同じあたりを泳いでいます。水流に向かって全員で並ぶときもあれば、バラバラのときもあります。少なくとも、種類が違うせいで対立するようなことはありません。

何匹くらいから群れになりますか?

うちの経験では、3匹のときは群れというより力関係になってしまい、いじめが起きました。合計10匹になってからは攻撃が消え、落ち着いています。何匹が正解かは断定できませんが、少数はリスクがある、というのが実感です。

カージナルテトラとネオンテトラは交配しますか?

うちの水槽で繁殖行動を見たことはありません。調べてみると、どちらも一般の水槽内での繁殖自体が難しいとされているようです。実体験がないので、これ以上のことは書けません。

寿命はどれくらいですか?

調べてみると、どちらも数年程度とされています。うちはまだ再開から1年未満なので、実体験からは語れません。なお、カージナルテトラを1匹、病気で看取った記録は立ち泳ぎの看病記録に書いています。

同じ水槽で泳がせるのが、いちばんいい

見分け方や違いを書いてきましたが、最後に身も蓋もないことを言います。

両方入れると、違いを覚える必要がなくなります。毎日眺めていれば、赤の長さも、大きさの差も、勝手に頭に入ります。

妻は当初、1匹1匹に名前を付けたがっていました。しかしカージナル5匹、ネオン5匹。同じ種類の5匹はどれも同じ顔で、個体の区別など、つくはずもありません。名前付け計画は早々に頓挫しました。

その代わり、うちでは最近、「カージナル派」か「ネオン派」かという派閥の話になっています。全身の赤を推すカージナル派と、銀白とのバランスを推すネオン派。政党争いではないですが、水槽の前でたまに政策論争が起きます。ちなみに私は日和見です。どちらもきれいなので。

31年前の私は、ネオンテトラしか知りませんでした。今の水槽には両方いて、素焼きの植木鉢の代わりに流木があって、その下をパンダコリドラスが歩いています。

どちらを選んでも、きれいです。選べなければ、両方でいいと思います。

※うちの水槽環境は運営者情報で公開しています。カージナルテトラの病気の記録は立ち泳ぎを6日間看病した記録に、ボトルアクア時代の話はボトルアクアリウムはかわいそう?に書いています。

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この記事を書いた人

秋山裕史のプロフィール写真

秋山 裕史(あきやま ひろし)

兵庫県明石市在住。『夫婦、熱帯魚まみれ』運営者。

中学・高校時代に熱帯魚にのめり込み、実家の120cm水槽でディスカス、スポッテッドガー、ピラニア、エンゼルフィッシュなどを飼育。地元の熱帯魚店に入り浸り、業務用のCO2ボンベを自転車で運んでいたような中学生でした。

その後27年のブランクを経て、2025年10月に再開。きっかけは妻が買ってきた4.5Lのボトルアクアリウムでした。現在は36cm水槽(GEX AQUA-U WIDE 2.0/ADAアマゾニアVer.2/CO2添加)で、カージナルテトラ、ネオンテトラ、パンダコリドラス、ミナミヌマエビと水草を育てています。

カージナルテトラの縦泳ぎ、夏場の高水温、コケとの格闘。うまくいかなかった話を隠さず書くことを、このサイトの方針にしています。

本業はWEB制作・SEO(実務20年以上)。2018年より温泉・リゾートバイトの専門メディア『運命のリゾートバイトブログ』を運営し、海外メディア(Amateur Traveler、Dave's Travel Corner)への寄稿実績があります。

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