パンダコリドラスを、1匹迎えました。7月から1匹だった先住の子に、ようやく仲間ができました。
水合わせは、袋を浮かべて30分、水槽の水を少しずつ加えて20分。合わせて50分、丁寧にやったつもりでした。ところが最後の最後、袋を傾けても新入りが出てこない。隅で縮こまったまま動かない。夫婦で「オーマイゴッド」と慌てて、バケツを経由して入れたら、今度は底床に隕石が落ちました。
この記事は、店でどの子を選ぶか迷ったところから、隕石跡のクレーターで2匹が並ぶまでの、お迎えの日の全記録です。
結論:50分の水合わせは順調。問題はその後だった
水合わせ袋を浮かべて30分、水槽の水を少しずつ袋へ加えて20分。点滴法は使わず、店の袋に書いてある手順どおりにやりました
つまずき袋を傾けても出てこない。隅で縮こまって動かない。無理に出さず、いったんバケツへ移して、水ごと静かに入れました
代償バケツの水の勢いで底床が舞い、クレーターができました。グロッソも何本か抜けました。魚は全員無事です
店で迷った:パンダは1匹だけ、ジュリーは元気いっぱい
熱帯魚店に着くと、パンダコリドラスは1匹だけでした。しかも最初に見たとき、少し元気がないように見えた。「この子を連れて帰って大丈夫かな」と、正直迷いました。

隣の水槽にはコリドラス・ジュリーが何匹もいて、どれも元気そうに泳いでいる。白コリドラスも、ステルバイもいる。特にジュリーには、かなり心が揺れました。模様もきれいで、値段も手頃で、何より元気。
ただ、その場で調べてみると、パンダコリドラスとジュリーを一緒に飼った場合に交雑の可能性について触れている情報がありました。真偽はうちでは確かめようがありませんが、「それなら同じパンダの仲間を増やそう」と決めました。先住の子と同じ種類のほうが、群れとしても自然だろうと。
そして、しばらくパンダの水槽を眺めていると、最初に見たときより元気に泳ぎ始めました。「この子で行こう」。364円の新入りを、袋に入れてもらいました。

水合わせの手順:浮かべて30分、少しずつ加えて20分
家に着いて、まず袋をそのまま水槽に浮かべました。

店と家では水温が違う可能性があるので、まずこの状態で約30分。袋の中の水温が、水槽の水温に近づくのを待ちます。

次に、水質を慣らします。店の袋に印刷されていた手順が親切で、それに従いました。袋の水を少し減らし、水槽の水を少し加える。これを数回に分けて、約20分。合計50分の水合わせです。
調べてみると、エアチューブを使って水槽の水を一滴ずつ落とす「点滴法」という方法もあり、より慎重にやりたい人はこちらを選ぶようです。うちは点滴法はやっていません。店の袋に書いてある方法で十分だと判断しました。結果として新入りは元気なので、うちにはこれで足りました。
事件:袋を傾けても、出てこない
「これでもう大丈夫だろう」。50分かけて、いよいよ水槽へ。いつもどおり、袋を水槽の中で勢いよく傾けました。魚は水と一緒に、自分から出ていくものだと思っていました。
出てきません。
袋の隅のほうで、ギュッと縮こまるように止まっています。傾けても、揺らしても、動かない。「暴れる」の逆です。固まっている。
「えっ、大丈夫か?」「オーマイゴッド」。どちらがどちらを言ったか覚えていないくらい、夫婦で袋を覗き込んで慌てました。
50分かけて慣らしたのに、最後で動かなくなるとは、二人とも思っていませんでした。
焦って、いったん水槽の水を袋の中へすくって戻しました。袋の中の水を増やして、落ち着かせる時間を作る。そのまま再び傾けても同じことになりそうだったので、方法を変えることにしました。
バケツ経由で、水ごと入れる

網ですくう方法も考えました。でも、袋の中で逃げ回らせて余計に疲れさせるのが心配でした。そこで、水換えで抜いておいた水槽の水が入ったバケツへ、袋から水ごと移しました。バケツなら広いので、袋の隅に縮こまることもない。
そして、バケツから水槽へ。今度は魚をすくうのではなく、バケツの水ごと、水槽へ入れる。これなら魚に触れずに済むし、追い回すこともない。ドキドキしながら、バケツを傾けました。
入りました。「やったー、完璧だ!」と思ったのは、3秒ほどでした。
底床に、隕石が落ちた

魚のことばかり考えていて、水草と底床のことを完全に忘れていました。バケツの水を入れた勢いで、ソイルが「ドーン」と舞い上がり、平らだった底床に大きな山と、深いくぼみができました。水槽に隕石が落ちた。そうとしか言えない光景でした。

植えたばかりのグロッソスティグマも、何本か抜けて水面へ。全部抜いて洗って植え直したのが先週です。水草にとっては、ちょっとした災難でした。
クレーターの中で、2匹が並んでいた
「やってしまった……」と底床を眺めていたら、そのクレーターの中に、先住のパンダと新入りのパンダが、2匹そろっていました。

底床に埋もれているようにも、クレーターの中で遊んでいるようにも見える。とにかく2匹、寄り添うように並んでいる。飼い主が「やってしまった」と青くなっている横で、当の2匹は楽しそうでした。
そして底床を整えたあと、もうひとつ。整えた場所に、ミナミヌマエビが引くほど集まってきました。舞い上がったソイルから何かが出たのか、バクテリアなのか餌の残りなのか分かりませんが、「こんなにいたのか」というくらい。

水草にとっては災難でしたが、新入りは無事に水槽に入り、7月から1匹だったパンダコリドラスは、今日から2匹です。
よくある質問
熱帯魚の水合わせは、何分くらいかければいいですか?
うちは袋を浮かべて30分、水槽の水を少しずつ加えて20分の、合計50分でした。店の袋に印刷されていた手順どおりです。この時間で新入りは元気なので、うちにはこれで足りました。
点滴法は必要ですか?
うちはやっていません。エアチューブで一滴ずつ落とす点滴法は、より慎重にやりたい人向けの方法のようです。うちは店の袋の手順(水を数回に分けて少しずつ加える)で問題ありませんでした。デリケートな種類なら点滴法のほうが安心かもしれませんが、うちでは経験がないので分かりません。
袋から魚が出てこないときは、どうすればいいですか?
うちは網で追い回すのを避けて、いったんバケツ(水槽の水入り)へ水ごと移し、そこから水ごと静かに水槽へ入れました。魚に触れずに済み、無事に入りました。ただし水の勢いで底床が舞ったので、バケツから入れるときはゆっくり、底床から離れた場所へ。
水合わせに失敗すると、どんな症状が出ますか?
うちでは症状は出ませんでした。50分かけたのが効いたのか、たまたまかは分かりません。調べてみると、水合わせが不十分だと魚が弱ったり、体調を崩したりするとされています。うちの新入りは、入れた直後から先住と並んで底にいました。
コリドラスは水合わせ中に暴れますか?
うちの子は逆でした。暴れるどころか、袋の隅で縮こまって動かなくなりました。なぜ出てこなかったのかは分かりません。無理に出さず、バケツ経由で静かに入れたら大丈夫でした。
クレーターはこれから。2匹は並んでいる

50分かけた水合わせは順調で、最後の10秒でつまずき、バケツで解決して、隕石で終わりました。魚を迎える日というのは、思いどおりにいかないものです。
崩れた底床は、これから直します。抜けたグロッソも植え直します。それより今は、クレーターの中で2匹のパンダコリドラスが並んでいます。1匹のときは流木の下から出てこなかった先住が、今日は新入りの隣にいます。
7月から、先住はずっと1匹でした。今日から、隣に誰かいます。
※うちの水槽環境は運営者情報で公開しています。1匹だった頃の先住の様子はコリドラス1匹だけは寂しい?に、テトラやエビとの同居の話はコリドラスの混泳に、隕石で抜けたグロッソの話はグロッソスティグマの再生に書いています。


