半年間、絨毯だったグロッソスティグマが、8月に入って急に育たなくなりました。そして今、上に伸び始めています。
先に書いておくと、上に伸びた原因はほぼ特定できています。光です。帰省で2日間照明を点けられなかった直後から、立ち上がりました。
ただ、その前から始まっていた「急に弱った」ほうの原因は、まだ分かっていません。暑さか、ソイルの栄養切れか、刈りすぎか。候補を挙げて、ひとつずつ手を打っているところです。
※この記事は現在進行中の記録です。その後の経過は、このページに追記していきます。
結論:縦伸びは光不足。急に弱った原因は調査中
上に伸びる原因うちの場合は光不足でほぼ確定です。2日間の消灯直後から立ち上がりました。グロッソスティグマは光が足りないと、光を求めて上に伸びます
急に育たない原因特定できていません。半年間絶好調だったのに、8月に入って急に弱りました。暑さ・ソイルの栄養切れ・刈りすぎ・リシアの遮光を疑って、対処中です
今の状態:白っぽく弱って、上に伸びている
まず、現状の写真をご覧ください。

症状は3つ重なっています。株がまばらになった。葉の色が白っぽく抜けてきた(白化)。そして横に這うはずの茎が、上に向かって伸び始めた。
グロッソスティグマは本来、底を這うように横へ横へとランナーを伸ばして、絨毯になる水草です。上に伸びるのは、明らかに様子がおかしいサインです。
グロッソスティグマが上に伸びる原因:うちは光でした
実は、これが初めてではありません。春にカージナルテトラの立ち泳ぎを看病したとき、体力を回復させるために1週間ほど水槽を遮光しました。あのときも、グロッソとパールグラスが縦に伸びたのです。同じ水槽で、光を切るたびに2回、縦に伸びている。うちに関しては、光不足で立ち上がると考えてよさそうです。
調べてみると、グロッソスティグマが上に伸びる(縦伸び・立ち上がる)原因として、まず挙げられるのが光量不足です。光が足りないと、光を求めて上へ向かう。植物として、理にかなった行動です。
うちの場合、これを裏付ける出来事がありました。お盆の帰省で、2日間照明を点けられなかったのです。
帰省から戻ると、グロッソの茎が明らかに立ち上がっていました。出発前まで、弱ってはいたものの、ここまで縦には伸びていませんでした。たった2日の消灯で、水草はここまで正直に反応するのかと、妙に感心してしまいました。
照明は戻したので、ここからまた横に這ってくれるのか、様子を見ています(結果は追記します)。ちなみにこの帰省では、出発直前にパンダコリドラスが水面ダッシュを連発する事件もあり、水槽的には気の休まらないお盆でした。
絨毯になるまでの記録(1月に植えて、約1ヶ月)
弱った話の前に、絶好調だった頃の記録を残しておきます。「グロッソスティグマは絨毯になるまでどれくらいかかるのか」の、うちの実例です。



うちの環境(照明2灯+CO2添加+アマゾニアVer.2)では、植え付けから約1ヶ月で絨毯になりました。環境の詳細は運営者情報で公開しています。
ちなみに写真の奥はパールグラスです。最初の水槽で跡形もなく溶かした、あのパールグラス。この水槽では見てのとおりの茂りっぷりで、リベンジに成功しています。前景のグロッソと後景のパールグラス、この頃は両方とも何の不満もありませんでした。
絶好調期:バサバサ刈っても、すぐ戻った

ちなみに写真の左に写っている赤い水草は、ルドウィジア sp. スーパーレッドです。赤い水草に憧れて買い、一時的に鉢のまま置いたあとソイルに植えたのですが、夏に溶けて、なくなりました。この水槽の夏は、グロッソだけでなく、赤い子も連れて行きました。
2月から7月末までの半年間は、何の心配もありませんでした。むしろ茂りすぎて、バサバサとトリミングしては、また茂るの繰り返し。刈っても刈っても、1〜2週間で元どおりでした。
この頃の私は、グロッソスティグマを「勝手に増える楽な水草」だと思っていました。最初の水槽でパールグラスを溶かした身としては、今度は当てたと得意にすらなっていました。
それが、8月に入って一変します。
8月、急に育たない。刈った分が戻らない
気づいたのは、いつものトリミングの後でした。今までなら1〜2週間で埋まるはずの刈り跡が、埋まらないのです。
それどころか、株がだんだんまばらになり、葉の色が白っぽく抜けてきました。半年間ずっと好調だったので、正直、面食らいました。何かを変えた覚えはないのです。
原因として疑っているものを、整理します。
| 暑さ(水温) | 8月の高水温期と弱り始めが一致します。冷却ファンは回していますが、それでも夏の水温は冬春より高い状態が続いています |
|---|---|
| ソイルの栄養切れ | アマゾニアVer.2を敷いて7ヶ月。半年間、絨毯を茂らせ続けた土です。栄養が切れてきた時期としては、つじつまが合います |
| 刈りすぎ | 好調に任せてバサバサ刈っていました。弱り始めていたところに強いトリミングが重なった可能性があります |
| リシアの遮光 | リシアがグロッソの上に覆いかぶさり、光を奪っていた期間がありました(後述) |
どれが原因かは、断定できません。複数が重なっている気もします。分からないなりに、手を打てるものから打っています。
リシアの絡みも、グロッソには重かった

うちの水槽には、流木に乗せたリシアがいます。これが調子よく増えた結果、ちぎれた断片が前景に降りてきて、グロッソの上に覆いかぶさるようになりました。
リシアは明るい黄緑でふわふわときれいなのですが、下にいるグロッソからすれば、光を遮る屋根です。ピンセットと手で何度も取り除きましたが、細かくちぎれて、また降りてくる。この掃除は、正直かなり大変でした。
ちなみにうちのリシアには、イトタヌキモが混入して駆除に苦労した過去もあります。リシア、きれいなのですが、なかなかの問題児です。
やってみたこと:ソイルの入れ替えと、サプリの移植
1つ目。弱った場所のソイルを、新しいアマゾニアに少し入れ替えました。幸い、立ち上げ時のアマゾニアVer.2が残っていたので、古い粒をネットですくい出し、新しい粒を足しています。

栄養切れの疑いに対して、本日、手を打ちました。やったことは2つです。
1つ目。弱った場所のソイルを、ADAの新しいアマゾニアに少し入れ替えました。幸い、立ち上げ時のアマゾニアVer.2が残っていたので、古い粒をネットですくい出し、新しい粒を足しています。
2つ目は、少し情けない話です。アマゾニアには固形の栄養剤(アマゾニアサプリ)が付いていて、立ち上げ時に「全部埋めるのは多すぎる」と一部を取っておいたのです。今こそ出番だと探したのですが、何度探しても見つかりませんでした。どこにしまったのか、まったく思い出せません。
その代わり、立ち上げ時に埋めたサプリのうち、水草の無い場所に埋まっていた分が残っていたのを思い出しました。そこにあっても誰の栄養にもなりません。掘り出して、弱ったグロッソの根元に埋め直しました。
つまり今回の補修は、残っていたソイルと、埋まっていたサプリの再利用でまかなった形です。もしこれでグロッソが復活したら、栄養切れが原因だったという答えになる。そのときは、ケチらずに固形の栄養剤や肥料をあらためて買い足そうと思っています。逆に変化がなければ、原因は別のところにある。どちらにしても、次の一手が決まります。


栄養切れが原因なら、これで株元の環境は少しましになるはずです。違う原因なら、変化はないでしょう。どちらに転んでも、それ自体がひとつの答えになるので、経過を見て追記します。
よくある質問
グロッソスティグマは絨毯になるまでどれくらいかかりますか?
うちは1月中旬に植えて、2月中旬には絨毯になりました。約1ヶ月です。環境は照明2灯+CO2添加+アマゾニアVer.2で、条件が揃っていれば意外と早い、というのが実感です。
CO2なしでも絨毯になりますか?
うちはCO2ありの環境でしか育てたことがないので、実体験からは答えられません。調べてみると、CO2なしでは難易度が上がるとされていることが多いようです。
上に伸びてきたら、どうすればいいですか?
うちの経験では、まず光を疑うのがよさそうです。実はうちでは2回起きています。春にカージナルテトラの看病で1週間ほど遮光したときも、グロッソとパールグラスが縦に伸びました。そして今回、帰省の消灯2日でまた立ち上がりました。同じ水槽で2回再現しているので、光量や点灯時間、他の水草やリシアによる遮光がないかを先に確認するのがおすすめです。伸びた分をどう処理するかは、光を戻した経過を見て追記します。
白くなった葉は、元に戻りますか?
まさに今、うちで確かめているところです。白くなった葉そのものが緑に戻るのか、新しい葉に入れ替わるのか。経過はこの記事に追記します。
トリミングはどのくらいの頻度でしていましたか?
絶好調期は茂りすぎて、月に何度もバサバサ刈っていました。当時は1〜2週間で元に戻りましたが、今思えば、弱り始めた時期に同じ調子で刈ったのは失敗だったかもしれません。調子が落ちているときのトリミングは控えめにすべきだった、と反省しています。
その後の経過(追記欄)
ここから下に、その後の様子を日付つきで追記していきます。
(まだ追記はありません。ソイル補充と照明復帰の結果が出たら書きます)
絨毯は、また作れるはず
半年かけて育てた絨毯が崩れていくのは、正直こたえます。毎朝、照明が点くたびに「今日は戻っているか」と前景ばかり見てしまいます。
ただ、ひとつ確かなことがあります。この水槽で、グロッソスティグマは一度、絨毯になっています。1月に植えて、2月には一面に広がった。この環境で育つこと自体は、証明済みです。
だから、原因さえ突き止めれば、また作れるはずです。光は戻しました。ソイルも足しました。リシアも取りました。あとは水温が下がる秋を待ちながら、ひとつずつ確かめていきます。
枯れて消えたパールグラスを、次の水槽で増やせた実績もあります。今回も、そうします。
※うちの水槽環境は運営者情報で公開しています。同じ水槽の水草の話はパールグラスが溶ける原因と増やし方とイトタヌキモの駆除記録にも書いています。


