マリモの育て方は?エサや値段も|缶詰の養殖まりもを購入して水槽で10ヶ月の記録

マリモの育て方は?エサや値段も|缶詰の養殖まりもを水槽に入れて10ヶ月の記録 水草

妻が、まりもの缶詰を買ってきました。

缶詰です。北海道土産などで売られている、あの「養殖まりも」の缶詰。ドンキホーテで約500円だったそうです。それを開けて、うちの熱帯魚水槽に入れてから、10ヶ月が経ちました。

先に結論を書くと、エサも世話も、何ひとつしていません。それでも緑のまま、生きています。この記事では、まりもの育て方・エサ・値段・そして「缶詰のまりもは本物なのか」を、10ヶ月飼った実体験でまとめます。

結論:世話はほぼ不要。エサもいらない

育て方うちは水槽に入れただけです。エサなし・肥料なし・特別な世話なしで10ヶ月、緑のままです。まりもは光合成で育つので、光さえあれば基本は放置で大丈夫でした

本物?缶詰のまりもは養殖の、本物の生きたまりもです。ただし阿寒湖の天然まりもとは別物で、天然のほうは特別天然記念物のため、そもそも販売されていません

妻が缶詰を買ってきた(聞いてないよー)

2025年10月のことです。妻が神戸・三宮のドンキホーテで「まりもの缶詰」なるものを見つけ、買ってきました。理由を聞くと「まりもが缶詰になっていて面白そうだったから」。

「買ってきたー。水槽に入れていい?」

水槽の管理をしている私は、心の中で「えー、聞いてないよー」と叫びました。うちの水槽への生体追加は、いつもこのパターンです。そもそも熱帯魚を再開したのも、妻が突然ボトルアクアリウムを買ってきたのが始まりでした。

缶を開けると、水に浸かったまりもが2つ、小石と一緒に入っていました。私はしぶしぶ、水槽に投げ込みました。

うちの缶は処分してしまい、手元に残っていません。どんな見た目のものかは、Xで紹介されている方の投稿をお借りします。

※上記は当サイトが撮影したものではありません。同じ商品は通販でも購入できます:Amazonで「まりも缶詰」を見る(アフィリエイトリンクではありません)

まりもの缶詰は本物なのか

正直に告白すると、私は最初、疑っていました。

というのも、昔、まりも入りのキーホルダーを持っていたことがあるのです。「わーい、まりもだ」と喜んで、あるとき取り出してみたら、布でした。丸めた布。あの裏切りを、私は忘れていません。

だから今回も「これ、本物かよ」と思いながら水槽に入れたのですが、10ヶ月経った今、答えは出ています。生きて、緑を保っている。布は10ヶ月水に浸けても、まりもにはなりません。

調べてみると、缶詰などで売られているまりもは「養殖まりも」で、まりもと同じ藻を人の手で丸めたものだそうです。つまり、生き物としては本物。ただし、次に書くとおり「阿寒湖のまりも」とは別物です。

阿寒湖の天然まりもは、売っていない

「まりも 本物 値段」で検索する方が知りたいのは、おそらく「天然のまりもはいくらなのか」だと思います。

調べてみると、答えは明快でした。阿寒湖の天然まりもは国の特別天然記念物で、法律で保護されているため、販売されていません。値段が存在しないのです。

お土産店や通販で売られているまりもは、すべて養殖です。「本物の天然まりもを買いたい」は、そもそも叶わない。買えるのは「本物の生きた藻を、人が丸めた養殖まりも」です。うちの2つも、それです。

まりもの値段:うちはドンキで約500円でした

値段について、うちの実例と調べた情報を並べます。

うちが買った値段 ドンキホーテ(神戸・三宮)で約500円。2025年10月時点。レシートが残っておらず、妻の記憶なので「約」です
同じ商品の通販価格 Amazonでは1,150円でした(2026年8月時点。価格は変動します)
調べた相場感 調べてみると、お土産店などの養殖まりも小瓶は660〜1,400円程度とされています

同じ商品でも、店とタイミングで倍ほど違いました。ドンキの約500円は、どうやら安い部類だったようです。妻、ええ買い物をしています。

まりもの育て方:うちは水槽に入れただけ

育て方といっても、うちがやったことは「水槽に入れた」、それだけです。

ただ、10ヶ月の間にうちのまりもが経験した環境は、なかなか波乱に富んでいます。

2025年10月〜 4.5Lのボトルアクアリウムに投入。カージナルテトラ、ミナミヌマエビと同居
2026年1月〜 36cm水槽に引っ越し。照明2灯+CO2添加の水草水槽で、熱帯魚たちと同居
2026年7月 水温30℃の事件(冷却ファンが間に合わなかった夏)も、まりもは無事でした
現在 2つとも緑のまま。大きさの変化は、正直よく分かりません

調べてみると、まりもは寒冷地の生き物で高水温に弱く、35℃を超えると枯れるとされ、直射日光も避けるべきとされています。うちの水槽は熱帯魚仕様の26℃前後で、7月には30℃も経験しましたが、うちの2つは耐えました。ただしこれはたまたまかもしれないので、「高水温でも大丈夫」とは言えません。夏は涼しい場所に置くのが無難だと思います。

水道水でいい?調べてみると、まりもだけを容器で飼う場合は水道水で問題ないとされています。うちのように魚と同居させる場合は、魚に合わせてカルキ抜きした水になります。まりも基準ではなく、魚基準で水を作ってください。

まりものエサは?10ヶ月、何もやっていません

「まりも エサ」で検索する方への、うちからの答えはこうです。10ヶ月、何もやっていません。それで緑のまま生きています。

まりもは藻、つまり植物の仲間なので、光合成で自分の栄養を作ります。エサも肥料も要りません。調べてみると、必要なのは「光」と「たまの水換え」くらいで、それも強い光ではなく、部屋の明かりやカーテン越しの光で十分とされています。

うちの場合は水槽の照明が毎日点きますし、水換えは魚のために週1〜2回やっています。まりもにとっては、何もしなくても勝手に環境が整う、いい物件だったのかもしれません。

熱帯魚水槽に入れたら:蹴鞠にされています

まりもを熱帯魚水槽に入れるとどうなるか。うちの10ヶ月の観察結果は、「害はない。ただし転がされる」です。

熱帯魚水槽の中のまりも。流木のそばに置かれ、ネオンテトラが泳いでいる
水槽内のまりも。この位置に置いたわけではありません。気づいたらここにいます。

魚やエビがまりもを食べてしまうことはありませんでした。ただ、パンダコリドラスかミナミヌマエビか、誰かが突っついて転がします。正面の見える位置に置いても、いつの間にか流木の奥へ。また手前に戻しても、気づけば奥へ。蹴鞠です。犯人の現行犯はまだ押さえていませんが、底を歩く連中の仕業なのは間違いありません。

まりものアップ。緑色の細かい毛のような藻が密生している
10ヶ月目のまりも。近くで見ると、細かい藻がふさふさと密生しています。
ソイルの上に並んだ2つのまりも
2つ並んだところ。どちらも緑を保っています。

調べてみると、まりもは光合成で内部に酸素が溜まると浮くことがあるそうですが、うちの2つは10ヶ月で一度も浮いたことがありません。沈んで、転がされて、また沈んでいます。

よくある質問

まりもにエサは必要ですか?

うちは10ヶ月、何もあげていませんが緑のまま生きています。まりもは藻なので、光合成で育ちます。エサや肥料は不要で、部屋の明かり程度の光があれば十分とされています。

缶詰やお土産のまりもは本物ですか?

生き物としては本物です。うちのは10ヶ月生きて緑を保っています。ただし阿寒湖の天然まりもではなく、同じ藻を人の手で丸めた養殖まりもです。天然まりもは特別天然記念物で、販売自体されていません。

熱帯魚やエビと一緒に入れて大丈夫ですか?

うちはカージナルテトラ、ネオンテトラ、パンダコリドラス、ミナミヌマエビと10ヶ月同居させていますが、食べられたり枯れたりはしていません。ただし誰かに突っつかれて、しょっちゅう転がされています。害はそれだけです。

まりもの値段はいくらぐらいですか?

うちはドンキホーテで約500円でした。同じ商品がAmazonでは1,150円(2026年8月時点)。調べてみると、お土産の養殖まりもは660〜1,400円程度とされています。店とタイミングでかなり差があるようです。

まりもが浮くことはありますか?

うちの2つは10ヶ月で一度も浮いていません。調べてみると、光合成で内部に酸素が溜まると浮かぶことがあるそうです。浮くこと自体は異常ではないとされています。

水槽でいちばん手のかからない住人

うちの水槽には、いろいろな住人がいます。水面ダッシュで心配させるパンダコリドラス。急に弱るグロッソスティグマ。増えすぎるミナミヌマエビ。混入してくるイトタヌキモ。

その中で、まりもだけが何も起こしません。エサも要らず、病気もせず、増えもせず、ただそこにいて、たまに蹴鞠にされて転がっていく。10ヶ月間、いちばん手がかからず、いちばん心配のいらない住人です。

「面白そうだったから」と500円で連れてこられた缶詰のまりもが、この水槽でいちばんの安定株になるとは、投げ込んだときの私は思っていませんでした。妻の直感、あなどれません。

アクアリウムを始める自信がない方の最初のひとつとして、まりもは本当にちょうどいいと思います。なにせ、開けて、入れるだけですから。

※うちの水槽環境は運営者情報で公開しています。この水槽の他の住人の話はミナミヌマエビが繁殖しすぎた記録やパンダコリドラスの水面ダッシュにも書いています。

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この記事を書いた人

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秋山 裕史(あきやま ひろし)

兵庫県明石市在住。『夫婦、熱帯魚まみれ』運営者。

中学・高校時代に熱帯魚にのめり込み、実家の120cm水槽でディスカス、スポッテッドガー、ピラニア、エンゼルフィッシュなどを飼育。地元の熱帯魚店に入り浸り、業務用のCO2ボンベを自転車で運んでいたような中学生でした。

その後27年のブランクを経て、2025年10月に再開。きっかけは妻が買ってきた4.5Lのボトルアクアリウムでした。現在は36cm水槽(GEX AQUA-U WIDE 2.0/ADAアマゾニアVer.2/CO2添加)で、カージナルテトラ、ネオンテトラ、パンダコリドラス、ミナミヌマエビと水草を育てています。

カージナルテトラの縦泳ぎ、夏場の高水温、コケとの格闘。うまくいかなかった話を隠さず書くことを、このサイトの方針にしています。

本業はWEB制作・SEO(実務20年以上)。2018年より温泉・リゾートバイトの専門メディア『運命のリゾートバイトブログ』を運営し、海外メディア(Amateur Traveler、Dave's Travel Corner)への寄稿実績があります。

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