水槽のコケ取り・掃除の道具|ガラス面のコケ対策はスクレーパー、隅は120円ブラシ

水槽のコケ取り・掃除の道具|ガラス面のコケ対策はスクレーパー、隅は120円ブラシ 水草

水槽のガラス面が、うっすら緑に曇ってくる。正面から見ると、魚がなんだか、かすんで見える。うちの水槽も、放っておくとこうなります。

うちのコケ取りは、道具2つで回しています。ガラス面はステンレス刃のスクレーパー、スクレーパーが届かない隅は無印良品の120円ブラシ。週1回の水換えのときに、セットでやっています。

この記事では、その道具と使い方、掃除前後の比較写真、そして7ヶ月使った替え刃を今日初めて交換したら切れ味が別物だった話まで、うちのコケ掃除の実際を全部書きます。

結論:うちのコケ取り道具は2つだけ

ガラス面ステンレス刃のスクレーパーで削ります。緑の曇りが一撫でで落ちて、壁紙が映り込むくらい透明に戻ります

隅・角スクレーパーの刃が入らない場所は、無印良品で約120円のブラシ。これで角まできれいに取れます

生体まかせうちにはミナミヌマエビが大量にいますが、ガラス面のコケはコケの勢いが勝っています。生体だけで掃除いらず、にはなっていません

水槽のコケ取りに使っている道具。スクレーパーと無印良品のブラシ
うちのコケ取り道具、全メンバーです。スクレーパーと、無印の隙間ブラシ。これだけ。

ガラス面のコケはスクレーパーで削る

うちが使っているのは、アズー(AZOO)のブラックスクレーパーです(アフィリエイトリンクではありません)。1月末にAmazonで注文して、2月から使い始めました。私が買ったときは1,782円で、交換用のステンレス刃が3枚付いていました。

ブラックスクレーパーで水槽のガラス面のコケを削っているところ
柄が長いので、手を濡らさずに底のほうまで届きます。

使い方は説明するほどのこともなく、ガラス面に刃を当てて、上から下へ撫でるだけ。緑の曇りがスーッと剥がれていきます。効果は、写真を見てもらうのが早いです。

水槽のガラス面の掃除前と掃除後の比較。左は緑に曇り、右は壁紙が映り込むほど透明
左が掃除前、右が掃除後。掃除後は透明すぎて、部屋の壁紙まで映り込んでいます。なお背面に見えているのは専用のバックスクリーンではなく、水槽用品のパンフレットです。買いに行くのが億劫で、そのまま貼り続けて7ヶ月になります。

頻度は週1回、水換えのときです。正直に白状すると、最初のうちは正面のガラスしかやっていませんでした。見えるところだけきれいならいいや、と。ところが夏になってコケの勢いが増し、後ろのガラスが緑のカーテンのようになってきたので、今は後ろも削っています。

水槽の後ろ側のガラス面をスクレーパーで掃除しているところ
パールグラスの後ろ側も掃除。柄の長さがここで効きます。

替え刃を7ヶ月ぶりに交換したら、別物だった

そして今日、初めて付属の交換刃に替えました。2月から使って7ヶ月弱。外した刃を見て、納得しました。錆びていたのです。

スクレーパーの刃の比較。下が7ヶ月使って錆びた刃、上が新品の刃
下が7ヶ月使った刃、上が新品。使った刃は錆が出ています。
ブラックスクレーパーの刃を交換しているところ
刃の交換作業。ステンレス刃は鋭利なので、ここだけは慎重に。

新しい刃で削った感想は、髭剃りのいい奴を使ったときの、あの感覚です。スッ、と抵抗なく落ちる。気持ちいい。今までの刃で「まあこんなもんか」と思っていた切れ味は、こんなもんではありませんでした。

錆びた理由は、たぶん私の手入れです。最初のうちは使ったあと水気を丁寧に拭いていたのですが、最近はささっと済ませていました。ステンレスといえど、濡れたまま放置が続けば錆びるようです。反省しつつ、それでも7ヶ月使えて交換刃がまだ3枚あるのですから、コスパとしては十分だと思っています。

ひとつ注意を。メーカーの説明でも、ステンレス刃は鋭利なので取り扱いに注意、砂などを巻き込むとガラスを傷つける場合があるとされています。うちは7ヶ月使って傷はありませんが、底の近くを削るときはソイルを巻き込まないよう、ゆっくり動かしています。

隅と角は、無印良品の120円ブラシ

ブラックスクレーパーは平面には最強ですが、水槽の隅、シリコンの角には刃が入りません。そこで登場するのが、無印良品で買った隙間掃除用のブラシです。たしか120円くらいでした。

無印良品の隙間ブラシで水槽の隅のコケを掃除しているところ。魚が近くに寄ってきている
隅の掃除は無印のブラシで。掃除中、カージナルとネオンが「餌?」という顔で寄ってきます。危ないから離れてくれ、と毎回思います。

アクアリウム用品ですらない、ただの掃除ブラシですが、角のコケがきれいに取れます。最初はコケ掃除のたびに魚たちが隅に逃げていたのですが、最近は慣れたのか、むしろ餌がもらえると思って寄ってきます。ブラシの先に集まられると危ないので、毎回「邪魔するなよー」と念じながらやっています。

コケ取り生体は?うちのミナミヌマエビの場合

水草の上を泳ぐカージナルテトラと、その下に群れるミナミヌマエビ
カージナルテトラの下に、ミナミヌマエビがわんさかいます。これだけいてもガラス面のコケは追いつきません。

「最強のコケ取り生体を入れれば、掃除しなくて済むのでは」と考えたことのある方は多いと思います。うちの実例を正直に書きます。

うちには2匹から50匹に増えたミナミヌマエビが大量にいます。エビたちはガラス面にも張りつきますし、コケをツマツマ食べてもいます。それでもコケの勢いのほうが勝っています。週1でブラックスクレーパーを入れないと、ガラスは普通に緑になります。

ミナミヌマエビはコケ取り生体としてよく名前が挙がりますが、少なくともうちの水槽では「掃除がいらなくなる」レベルではありません。オトシンクルスもヤマトヌマエビも30年前には飼っていたはずなのですが、コケをどれだけ食べてくれたかは、正直まったく記憶にありません。今の水槽で試したら書きます。いまのところ、生体はあくまで補助で、道具の掃除が主。それがうちの結論です。

コケ掃除と水換えはセット。ただし水を抜くとき注意

うちのコケ掃除は、週1回の水換えとセットです。削ったコケが水中に舞うので、そのまま3分の1ほど水を抜いて、コケごと捨てる流れにしています。

水換えの様子。左は分離されたろ過槽に排水しているところ、右は水位が下がってパールグラスがしなっているところ
左:新しい水は、分離しているろ過槽のほうへ注いでいます。水槽に直接入れるより水流が穏やかで、水草や底床が荒れません。右:水位を下げると、パールグラスが倒れてしなります。

ここでひとつ、うちのヒヤリ話を。8月頭、いつものように3分の1ほど水を抜いたときのことです。水位が下がるとパールグラスが倒れて水面近くまでしなるのですが、ふと見ると、その倒れたパールグラスの上に、ネオンテトラが横たわっていました。

寝ているのか、気絶しているのか。慌てて水を足しても、しばらく乗ったまま。優しくつついたら普通に泳ぎだして事なきを得ましたが、心臓に悪い数分間でした。水位の下げに巻き込まれて、草の上に取り残されていたようです。

それ以来、水を抜くときは「カージもネオンもいないだろうな」と水草のあたりを確認しながら抜くようにしています。コケ掃除と水換えをセットでやる方は、水位を下げるとき、倒れる水草の上をひと目確認してください。

5月、妻の一言で本気を出した日の水槽

最後に、うちのガラス面が一番輝いていた頃の写真をお見せします。

5月のある日、妻が「この水槽、写真撮りたい」と言い出しました。私は「好きにすればー」と返しつつ、内心でスイッチが入りました。撮るなら、ガラスは完璧であってほしい。その週の掃除は、いつもの倍の時間をかけました。

そうして撮れたのが、この1枚です。

コケひとつない5月の水槽。水草が茂り、中央には赤い「ルドウィジア sp. スーパーレッド」が見える
5月のうちの水槽。コケもなく、水草も調子がよかった頃です。中央の赤い「ルドウィジア sp. スーパーレッド」も、まだ元気でした。このあと溶けて、今はもういません。

コケもなく、グロッソスティグマもパールグラスも絶好調で、左のガラスは鏡のように反射しています。夏を越えた今の水槽は、グロッソが崩れたりコケと格闘したりで、この頃の姿からは遠いのですが、だからこそ、週1の掃除だけは続けています。またこの水槽に戻すためです。

よくある質問

コケ掃除はどのくらいの頻度でやればいいですか?

うちは週1回、水換えのときにセットでやっています。これを守っていれば、ガラスが緑のカーテンになる前に維持できています。逆に、正面しかやっていなかった時期は、後ろのガラスがえらいことになりました。

ステンレス刃でガラスは傷つきませんか?

うちは7ヶ月使って傷はありません。ただしメーカーの説明でも、砂などを巻き込むと傷の原因になるとされています。ソイルの近くを削るときだけは、巻き込まないようゆっくり動かしています。なお、この商品にはアクリル水槽や柔らかいコケ向けのラバースクレーパーも付属しています。うちはガラス水槽なので、こちらは使ったことがありません。

ガラスの白い汚れ(水垢)も取れますか?

メーカーの説明では、硬いコケや白い汚れを削ぎ落とすのに適しているとされています。うちで主に削っているのは緑のコケですが、水面近くの白っぽい汚れも一緒に落ちています。

最強のコケ取り生体を入れれば、掃除はいらなくなりますか?

うちのミナミヌマエビ大量水槽では、なりませんでした。エビはコケを食べてくれますが、コケの勢いのほうが勝っています。オトシンクルスやヤマトヌマエビは30年前に飼っていたはずなのですが、どれだけ食べてくれたかは記憶にありません。今の水槽で試したら書きます。いまのところ、生体は補助、道具が主、というのがうちの実感です。

そもそもコケが生えない水槽にはできませんか?

照明時間や栄養分などが関係するとされています。うちも最初は朝8時から21時まで、何も考えずに点けっぱなしにしていました。今は13時から21時に短縮していて、それで多少はマシになりました。ただ、それでもコケは出るので、原因の特定までは至っておらず、現在進行形で格闘中です。いまのところは「生えたら週1で取る」で付き合っています。

道具2つと週1回。それでガラスは透明を保てる

水槽のコケ取りについて、うちから言えることはシンプルです。ガラス面はブラックスクレーパー、隅は120円のブラシ、頻度は週1。特別な道具も、高い機材も要りませんでした。

替え刃だけは、錆びる前にもう少し早く交換してもいいかもしれません。あの髭剃りのような切れ味を知ってしまった今、次はもっと早く替えると思います。

掃除を終えた直後、壁紙が映り込むほど透明になったガラス越しに魚を眺める時間は、飼育の中でもかなり好きな時間です。寄ってくる魚に「邪魔するなよー」と言いながら、今週も削っています。

※うちの水槽環境は運営者情報で公開しています。掃除の補助要員ミナミヌマエビの話は2匹が50匹に増えた記録に、夏に崩れた水草の話はグロッソスティグマの記録に書いています。

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この記事を書いた人

秋山裕史のプロフィール写真

秋山 裕史(あきやま ひろし)

兵庫県明石市在住。『夫婦、熱帯魚まみれ』運営者。

中学・高校時代に熱帯魚にのめり込み、実家の120cm水槽でディスカス、スポッテッドガー、ピラニア、エンゼルフィッシュなどを飼育。地元の熱帯魚店に入り浸り、業務用のCO2ボンベを自転車で運んでいたような中学生でした。

その後27年のブランクを経て、2025年10月に再開。きっかけは妻が買ってきた4.5Lのボトルアクアリウムでした。現在は36cm水槽(GEX AQUA-U WIDE 2.0/ADAアマゾニアVer.2/CO2添加)で、カージナルテトラ、ネオンテトラ、パンダコリドラス、ミナミヌマエビと水草を育てています。

カージナルテトラの縦泳ぎ、夏場の高水温、コケとの格闘。うまくいかなかった話を隠さず書くことを、このサイトの方針にしています。

本業はWEB制作・SEO(実務20年以上)。2018年より温泉・リゾートバイトの専門メディア『運命のリゾートバイトブログ』を運営し、海外メディア(Amateur Traveler、Dave's Travel Corner)への寄稿実績があります。

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